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口臭の原因

口臭は何故おきるのでしょうか

顔を近づけたとたん、相手に顔をそむけてしまうことがありませんか?自分の口の臭いが気になることはありませんか?


  ■口臭を発生させる原因は細菌と唾液です!

口腔内細菌の顕微鏡写真 唾液が入っているグラス 口臭を出す女性
口腔内細菌 唾液  

お口の中には一生懸命歯ブラシをしたとしてもたくさんの細菌が存在しています。
口の中の細菌は下の2種類です。

 @嫌気性菌:酸素が嫌いな菌
 A好気性菌:酸素の好きな菌

口臭を発生させるのは嫌気性菌です。酸素が少なくなるほど活発に活動し「揮発性硫黄化合物」という原因物質を発生させます。酸素が少ない状態とは唾液の分泌が低下して、お口の中が乾燥した状態で起こります。
そしてこの原因物質は直ちに唾液に溶け、口の中が苦くなっていきます。お口の中が乾燥し、ネバネバしてきたら要注意です。
唾液には口腔内をきれいにする「自浄作用」があります。唾液の分泌量が低下すると菌が増殖し、口臭を起こしやすい状態となります。


口の中で作られる揮発性硫黄化合物(VSC)

揮発性硫黄化合物(VSC)

  1. 硫化水素・・・ 最も多く検出され、生理的口臭の原因となります。
  2. メチルメルカプタン・・・歯周病により大量に発生します。
  3. ジメチルサルファイド・・歯周病が進行するとともに量が増していきます。

揮発性硫黄化合物(VSC)以外の口臭の原因物質

  1. アセトン・・・糖尿病
  2. アンモニア・・・肝機能障害、腎機能障害
  3. ジメチルアミン・・・腎機能障害(さかなの腐ったようなにおい)
  4. トリメチルアミン・・・腎機能障害(さかなの腐ったようなにおい)

  上記疾患が重症の場合のみ口臭が認められます。原疾患の治療をする必要があります。

揮発性硫黄化合物(VSC)が作られるメカニズム

脱落した粘膜上皮細胞、白血球、食べかすなどを口腔内の嫌気性菌の代謝によって揮発性硫黄化合物(VSC)が作られます。とくに歯周病を引き起こす嫌気性菌の中には非常に高いVSC産生能を有するものが多く存在しています。

揮発性硫黄化合物(VSC)が作られる場所

舌苔がたまっている写真 舌苔がたまる場所

舌の奥の部位にできた舌苔が最もお多くのVSCを作ります。 従来、歯周病による口臭の原因が歯周ポケットから起こっているものと信じられていましたが、主な発生源が舌苔であることが明らかにされました。 口臭をなくすには舌苔を舌清掃することによって除去することが最も効果的であります。
(注)強くやりすぎると、舌乳頭までも剥ぎ取ってしまい口臭を悪化させてしまうことになりますので、適正な舌みがき用器具を使い、優しく行ってください。



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