歯の構造

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1. 歯は歯茎の外に出て目に見えている部分を「歯冠」といい、見えない部分を「歯根」と呼んでいます。歯根は歯茎を貫通して歯槽骨の中に埋まり、固定されています。

2. 通常「歯茎」と呼ばれる歯肉は「歯槽骨」を覆うとともに、歯と歯の間にある三角形状の歯冠固形空隙を埋めています。

3. 歯根の表面はセメント質という組織によって覆われています。セメント質からシャピー繊維という結合組織が伸びだしと歯槽骨(固有歯槽骨)の中に入り込んでいます。この部分を歯根膜と呼んでいます。
歯根膜は50ミクロンほどの厚みがあり、その中のシャピー繊維という結合組織がクッションの役割を果たし、感覚受容器(神経の末端)が咬ご合力のコントロールに一役かっています。

4. 「セメント質」「歯肉「歯槽骨」」「歯根膜」を総称して歯周組織と呼んでいます。

歯の構造

下イラストの各名称部分をクリックすると説明にリンクします。

歯の構造

【 エナメル質 enamel 】

歯の最表層の部分で、通常目に見える部分がこのエナメル質で人間の体で一番硬い組織です。
96%は無機質で残りが水と有機質で、無機質は大部分がリン酸カルシウムの結晶です。
虫歯菌が作る酸に対して抵抗性があるため虫歯の急激な進行は起こりません。
神経は来ていないので、知覚はありませんので、エナメル質を削っても痛みは感じません。

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【 象牙質 dentin 】

歯冠の部分はエナメル質に覆われ、歯根の部分はセメント質に覆われています。
その内側を構成しているのが象牙質という組織です。
象牙質は象牙細管という細い管状の構造をしていて、歯髄から延びる神経が入り込んでいるため、知覚を感じます。 歯の治療の際に、麻酔をかけずに象牙質を削ると痛みを感じるのはそのためです。
象牙質は70%が無機質(ハイドロキシアパタイト)、20%が有機物(コラーゲン繊維と非膠原性タンパク質)、10%が水分で出来ています。
エナメル質に比べ柔らかく酸に対する抵抗性は低いため、一旦、虫歯が象牙質まで達すると急速に拡大してしまいます。
虫歯の進行と自覚症状の関係は虫歯が歯髄近くまで達するまで起こらないので、手遅れにならないようにしなければなりません。
冷たいものに凍みだしたら歯髄近くまで虫歯が進行しているものと疑わなくてはなりません。
また、虫歯等により刺激を受けた時に歯髄に向かって作られる象牙質を第三象牙質と呼んでいます。 これは自ら歯髄を守る反応と考えられています。

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【 歯髄 dental pulp 】

歯髄は俗に言う「歯の神経」と呼ばれていますが、血管、神経、リンパ管などから構成されている組織です。
虫歯が歯髄まで達すると、冷たいものに凍みるという症状が出てきます。
それを治療しないまま放置すると熱いものにも凍みだします。
そして、咬合痛(噛むと痛む)や自発痛(何もしなくてもズキズキ痛む)が起こるようになると「神経を取る」という治療が必要になります。
歯髄の中の血液は象牙質に栄養や水分を運んでいるため、神経を取ってしまえば歯はもろくなり、歯根が破折するというようなトラブルを起こしやすくします。
自分の歯を一生残していくには歯髄まで虫歯を進行させない努力が必要であると同時に、出来るだけ神経を取らない処置が望まれます。
最近では3mix―mp法(細菌を殺す三種の抗菌剤(3Mix)とマクロゴール(M)・プロピレングリコール(P))という治療法で神経を取らなくてもすむケースが増えています。

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【 歯槽骨 alveolar bone 】

歯根が埋まっている骨の部分を指し歯槽突起とも言います。
特にセメント質と接している歯槽骨の部分を固有歯槽骨と呼びます。
歯槽骨は皮質骨と海綿骨に分けられ、皮質骨は上顎骨より下顎骨の方が厚く、海綿骨は上顎臼歯部で多く見られます。
歯周病が進行すると歯槽骨が溶けて歯の動揺が始まります。
歯周病の初期には自覚症状があまりなく、気付かぬ内に進行していることがしばしば見受けられます。
重度歯周病になると「噛むと痛い」「歯がグラグラする」「歯茎が腫れる」等の自覚症状が出てきます。

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【 歯肉溝 gingival sulcus 】

エナメル質と歯肉の境目のところに約0.5~2mmの深さの溝があります。
その溝を歯肉溝(歯周ポケット)と呼びます。
歯肉溝内ではプラーク(歯垢)が増殖しやすく、歯肉が炎症を起こし腫れ、歯肉溝が深くなったものを歯周病の初期症状である歯肉炎と呼んでいます。
歯肉炎を起こさないための歯ブラシ法にバス法があります。
この方法は歯肉溝内に歯ブラシの毛先を約45度の角度で入れプラークを掻き出す歯ブラシ法です。
もし、適確な歯ブラシがなされず、且つ歯科医院でのPMTC、歯石除去などの処置がなされないと歯肉溝は次第に深くなり歯周病へと進行していきます。

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【 歯肉 gingival 】

歯肉は歯槽骨を覆っている粘膜で、健康で正常な歯肉は、ピンク色ないし淡赤色をしています。歯肉の大部分を占め、歯冠に近い部分で引っ張ったりしても動かないところを付着歯肉といい、動くところを可動粘膜と呼んでいます。
付着歯肉は歯肉繊維によって歯槽骨やセメント質に結合しています。
付着歯肉の幅が減少すると、プラークコントロールが不十分となり歯周病を発症しやすくなります。
そのような部位には上顎の口蓋粘膜から歯肉を採取し、付着歯肉の幅が減少した部位に歯肉を移植する遊離歯肉移植術という方法があります。
また、歯と歯の隙間を埋めているところを歯冠乳頭(乳頭歯肉)と呼んでいます。

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【 歯根膜 periodontium 】

セメント質と歯槽骨の間をシャーピー繊維というコラーゲンの太い靭帯のようなものが走っていて両者間を結んでいます。v 固有歯槽骨壁に接して、破骨細胞、骨芽細胞が存在し、セメント質に接してセメント芽細胞が認められています。
歯根膜は歯周靭帯ともいい、厚さは0.50mmくらいで、その中に感覚受容器が入っていて、過度な咬合力が歯にかかるのを瞬時に回避する機能を有しています。
シャーピー繊維、血液、リンパ液、組織液などとともに歯にかかる衝撃を受け止めるクッションの役割も果たしています。
もし、歯周病(歯槽膿漏)が進行し歯槽骨が破壊されると、同時に歯根膜も喪失することになり、歯根を歯槽骨にしっかり固定する組織が無くなるわけですから、歯はぐらぐら動き始めることになります。
GTR法やエムドゲイン法といった歯周外科治療により失われた歯根膜を再生させることが可能にとなっています。

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【 セメント質 cementum 】

歯根部分の象牙質の外表を覆う厚さ20~150μmの薄い組織で、約60%が無機質、25%が有機物、15%が水からできています。
セメント質からシャーピー繊維という太い束状の靭帯のようなものが伸びだし、固有歯槽骨の中に入り込んでいます。
このシャーピー繊維により歯根は歯槽骨にしっかり固定され咬合圧を受け止めています。
セメント質は、多数の突起を有するセメント細胞から作られ、栄養の供給を歯根膜より受けています。

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【 根管 root canal 】

根管は歯髄が入っている根の中の空間部分を呼びます。
根管内には動脈、静脈、神経、リンパ管などが入り、歯に栄養、酸素を運んでいます。
一般的に「根の治療」あるいは「神経を取る」というのはこの部分の治療をすることを指します。
ファイルやリーマーと呼ばれる器具で歯髄を除去し、同時に細菌に感染してしまった根壁を掻き出すように除去し、薬を入れて治療するものです。
根管の走行は前歯、小臼歯、大臼歯の順に複雑になっているため、奥歯になるほど治療が困難なケースにしばしば遭遇します。
虫歯にならないように奥歯はきちっと磨き残しがないような歯磨きが必要とされます。

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